渋谷区内10階建共同住宅で漏水調査及び配管改修工事を行いました。
中間階廊下の天井から漏水?配管シャフトを調査した結果、
シャフト内へ隠蔽された揚水鋼管に異常な浮き錆びが見られました。
よって、揚水管に不具合有りと特定し、配管を別経路へ切回ししました。
新規配管は避難階段内に露出とし(階段有効幅確保)
先ず、配管貫通部のレントゲン調査、電気配管あり判明
貫通部をオフセット、支障なくコンクリート床貫通
新規配管はHI(耐熱性硬質ポリ塩化ビ管)で、HIは鋼管のような内外腐食の
心配はないのですが、管の接合に使う専用接着剤、むらのない接着剤塗布が
重要な管理項目となります。
配管保温ラッキングカバー
SUS304材にしました。
外部配管の場合、安価な亜鉛鋼板製では腐食が早いため、
SUS製を選択することをお薦めします。
無事工事完了通水、漏水は止まりました。
コメント